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ウエノ歯科ブログ
2015.07.06
こんにちは、衛生士の八木です。
今日は虫歯についてお話しします。
・虫歯になる4つの要因
①歯や唾液
これは身体の健康、遺伝や栄養などが深く関わっている
歯は《歯質の良否》が唾液には《分泌量》と《性質》が最も重要な因子となる
歯質の結晶性はフッ素塗布で向上させることができる
唾液が少ないと虫歯になりやすい
②微生物(虫歯菌)
虫歯の原因となる菌は常に口の中に存在している菌で通常は無害だが何かの要因が働いて突然バランスが崩れると虫歯菌が増殖して感染することも考えられている
③微生物に適した基質、食事
微生物に最適な基質はシュクロース(ショ糖)です
微生物はシュクロースを利用し自己のエネルギー源にする。最終代謝物として有機酸を作り歯を溶かしていく
そのためお菓子などの甘いものを食べると虫歯になりやすい
④時間的な要因
・プラークが付着し始めてからの時間
・糖質が歯に接触する回数と時間
・糖質が口腔内から除去されるまでの時間
・歯が萌出してからの時間
これらの時間的な要因も虫歯になる原因の1つとして大きく関わっている
以上、①〜④の要因が重なった時虫歯は発生すると考えられています
どれが一つでもバランスを崩す事が出来れば、虫歯のリスクを下げることができるので、実行できそうなことがあれば取り組んでください。