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ウエノ歯科ブログ
2020.05.29
こんにちは!歯科衛生士の王谷です😊
だんだんと気温が上がってきましたね。
新型コロナウイルスの影響で、みなさんマスクを着用されているかと思います。
その際なんとなくニオイが気になりますよね。
口臭の原因は様々です。
①生理的口臭
唾液には浄化作用があり、口中で細菌が増殖するのを防ぐ役割も担っています。そのため、起床時や空腹時、緊張時など、唾液の分泌量が減るタイミングでは、口中の細菌が増えてニオイが強くなりがちです。これが「生理的口臭」で、歯を磨いたり飲食したりすれば、すぐにニオイは弱まります。文字通り、生理的で日常的な口臭なので、基本的に治療の必要はありません。
また、口臭はニンニク、ネギ、アルコールといったニオイの強いものを飲み食いしたり、タバコを吸ったりすることでも発生します。こちらも時間が経てば自然とニオイは弱まりますが、気になる人はニンニクなどの摂取は控えましょう。
②病的口臭
身体が何らかのトラブルを抱えたときにも、口臭が発生することがあります。その場合は一過性ではなく、ニオイ自体も強めのことが多いようです。病的口臭のほとんどは口中の問題ですが、別の病気が潜むこともあるので注意が必要です。
【歯周病、虫歯】
どちらも進行すると独特の腐ったようなニオイを放ちます。
【歯垢】
歯に付着する細菌などの固まり。プラークとも。
【歯石】
歯垢が石灰化したもの。
【舌苔】
舌の表面を覆う白っぽい細菌などの固まり。
【義歯や詰め物のケア不足】
義歯のプラスチック部分は、ケアを怠るとニオイや色を吸着してしまいます。
また、詰め物もゆるんだり腐食したりすると、そこに汚れがたまってニオイの元に。
【口腔がん】
舌がんをはじめ、口中にできたがんがニオイを発することがあります。
【慢性鼻炎や蓄膿症など】
腐ったようなニオイを発することがあります。鼻づまりによる口呼吸も口中の乾燥を招きます。
【肝機能低下】
アンモニア臭を発することがあります。
【糖尿病】
甘酸っぱいようなニオイを発することがあります。
【便秘】
腸にたまった排泄物から発生したガスが血液を通して体内を循環し、便臭を発することがあります。
改善方法
⭐︎歯磨きで歯垢除去
⭐︎適度な水分補給、唾液腺マッサージ
⭐︎寝不足に注意
⭐︎歯科医院で定期検診
etc.