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ウエノ歯科ブログ
2021.06.14
こんにちは★!
歯科衛生士の王谷です♪
新しい命が宿り、お腹の中で成長していく様子は嬉しい気持ちでいっぱいですよね☺️
それと同時に、妊娠中は心も体もとても変化していきます。
もちろんお口の中にも変化が現れます🦷
〜虫歯ができやすくなる〜
ホルモンバランスが大きく変化し、唾液が減ることで歯垢がつきやすくなります。
また、普段出来ていたお口のお手入れも、悪阻で十分に出来ない時期が続くだけでなく、食べ悪阻の場合は、間食、食事の回数が増えてしまいます。
悪阻による歯磨き不足に加えて、女性ホルモンが増えることで歯周病の原因菌が増え、歯茎の炎症が起きやすくなります。
〜妊娠性エプーリス〜
まれに、歯茎に赤みを帯びたコブのようなものができます。
3ヶ月頃に見られることが多く、原因は妊娠中の女性ホルモンの影響だと考えられており、出産後に小さくなり、自然消失する場合がほとんどです。
〜歯周病〜
重度の歯周病を患っている場合、歯茎の炎症によって、炎症物質が血液内に増えて、子宮の収縮を促してしまうことが、早産に繋がってしまいます。
歯周病を患っている方が早産になるリスクは、患っていない方の7.5倍と言われおり、タバコやアルコールよりもはるかに高いです。
安心して妊娠、出産するためにも虫歯や歯周病などのトラブルがある方は早めの歯科治療をお勧めします。