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ウエノ歯科ブログ
2022.04.08
こんにちは😊歯科衛生士の王谷です!
タバコが歯に与える影響について紹介します。
タバコには、約4000種類もの化学物質が含まれています。その中の約200種類の物質が人体に影響を与える有害物質です。
中でも、「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」は有名ですよね🥺
もちろん、タバコには人とのコミュニケーションを円滑にするメリットもあるでしょう。しかし、タバコに含まれる成分を見れば、デメリットしかありません。
タバコがもたらす影響
☆歯が黄ばむ
タバコに含まれるタールによって、歯は黄色っぽくなります。タールはヤニに当たります。タバコを大量に吸う部屋では、壁が黄色っぽくなりますが、これもヤニによる影響ですね。同じ現象が歯でも起こっているのです。
☆口臭、虫歯
ヤニは歯にくっつくと歯がザラザラになります。歯垢はツルツルな歯よりもザラザラの歯の方がくっつきやすいです。そして、その歯垢によって口臭も強くなってしまいます。
☆歯周病
喫煙者と非喫煙者を比べると、喫煙者の方が約4倍歯周病になるリスクが高まります。
ニコチンには、血管を収縮させる効果があります。血管が収縮すると、老廃物が流れにくくなるだけでなく、栄養素や酸素まで血管を流れにくくなります。
そのため、出血も少なくなるのが特徴。出血がなくなると、実際は炎症を起こしているのに出血しないということが起こってしまいます。つまり、炎症に気が付きにくくなってしまいます。
歯周病はただでさえ自覚症状がない病気です。タバコを吸っていると、歯周病が進行していることに気がつかないことがほとんど。気がついたときには、口全体が歯周病に侵されていることも珍しくありません。
☆歯茎が黒ずむ
ニコチンによる血管収縮が原因で歯茎が黒ずんだ色になってしまいます。
タバコがもたらすお口への悪影響は上記のものなどです。
禁煙は難しいものだと思いますので、まずは本数を減らしてみたり、吸った後に歯磨きやうがいをして少しでも影響を軽減してみてはいかがでしょうか。
歯科医院での定期的なメインテナンス、クリーニングもおすすめです😊