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ウエノ歯科ブログ
2022.04.22
こんにちは!歯科衛生士の王谷です!
皆さん唾液の様々な働きについてご存知ですか?
唾液は成人の場合、1日あたり1~1.5ℓ程度出されます。
ただし、加齢的な影響を受けやすい性質があり、30代をピークにして減少し始めます。
また唾液の分泌量は時間により変化します。食事中は増加し、睡眠中は減少する傾向にあります。
〜唾液の働き〜
①消化作用(食べ物を消化する働き)
②湿潤・保護作用(口の中に傷ができないようにする役割)
③洗浄作用(自浄作用)
④殺菌・抗菌作用(細菌が入ってくるのを防ぐ役割)
⑤緩衝作用(口の中を中和してくれる働き)
⑥再石灰化作用(むし歯を防ぐ役割)
⑦排出作用(異物などをからだから排除しようとする役割)
唾液が少なくなると、口腔内が乾いて会話や食事がしづらくなったりなど日常生活に支障をきたすようになります。他にも、虫歯や歯周病、風邪をひきやすくなったりしまいます。
唾液をたくさん出す方法としては、やはりよく噛んで食べる事が一番です。よく噛んで食べると脳も活性化され、一石二鳥です!
会話を楽しんだり、食べ物を美味しく食べたり、これから健康に毎日を過ごす為にも
ご自身の口腔内について少し考えてみてはいかがですか?