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ウエノ歯科ブログ
2024.01.08
こんにちは!
歯科衛生士の平尾です🍀
新年明けましておめでとうございます🎍
本年もよろしくお願いします🙇♀️
指しゃぶりは、特に幼児期に一般的な行動ですが、長期間続くと口腔や歯列に様々な影響を及ぼす可能性があります。以下に、指しゃぶりが及ぼす影響、原因、管理方法、および予防策について詳細に説明します。
◯指しゃぶりが及ぼす影響◯
歯列の変形:持続的な指しゃぶりは、上顎の成長に影響を及ぼし、前歯の突出(出っ歯)を引き起こすことがあります。
歯並びの問題や咬合異常(例:開咬)が生じる可能性があります。
上顎の成形変化:長期間にわたる指しゃぶりは、上顎の骨構造に変化をもたらし、狭く高くなることがあります。
舌の位置の変化:正常な舌の位置が変わり、発音に影響を与える可能性があります。
口腔内の清潔さの低下:指しゃぶりは口腔内に細菌を導入し、虫歯や口腔感染症のリスクを高める可能性があります。
皮膚の問題:しゃぶられた指の皮膚が荒れることがあります。
◯指しゃぶりの原因◯
安心感の追求:多くの子どもたちは、自己慰撫のために指をしゃぶります。ストレスや不安、眠りにつく時などに行われることが多いです。
習慣:幼少期に始まった指しゃぶりが習慣化し、意識的ではない状態で続けられることがあります。
◯管理方法と予防策◯
早期の注意:指しゃぶりの習慣が見られた場合、早期に注意を払い、習慣が定着する前に対処します。
代替行動の提供:安心感を提供するための他の方法や行動を提供し、指しゃぶりの代わりとします。
ポジティブな強化:指をしゃぶらない時にポジティブなフィードバックを与え、良い行動を強化します。
ストレス源の特定と対処:子どもが指をしゃぶる原因となるストレスや不安を特定し、それに対処します。
歯科医師との相談:持続的な指しゃぶりが心配な場合は、歯科医師に相談し、必要に応じて専門的なアドバイスを受けます。